タンブラー面白いですよね。
twitter アカウントはこちら。
http://www.twitter.com/hal_sk/

toukubo:

高速道路の車が走らない部分を「すめるじゃん」とおもって住み始めてみた的な目を持ち得た日本人のネットヒップスターたちはすげえという話か。ちょっと違うか。まあいいか。

まあ梅田モチオが「バカ」だと思えるのは、彼の中にサブカルチャー的、あるいはデカダン的な知性、太宰とかひろゆきとかのローテンションな知性というべきものがないところだと思う。

関係あるか怪しいが、ジョブスはベンチャー企業とかビッグビジネスの世界にロックンロール的世界観を持ち込んだ初めの人間だと思う。全体的にもちおの手に負えないクレイジーさとかがあるジョブスだけど、特にはその美への偏熱狂に退廃を感じる。光速を超えて膨張する宇宙の傾向の香りがする。観察のかなわない領域を邁進する盲目の。「もうこれ以上美しくしたら会社つぶれますよアート作品になっちゃう!」って、美もわからないモチオがちびりながらさけびそうなジェットコースター的加速度がiPhone製作プロジェクトにはあったと邪推する。ジョブスが何人の優秀な人たちを無礼にもちびらせてきたか。この力と、それをなんとかビジネスとして成り立たせようっていう力の、緊張感とその止揚が、アメリカのネットカルチャーをつくってきた作り手の側にはあると思う。

梅田モチオがいうときの「優秀さ」っていうのは、モチオを「超えた」こうした「優秀さ」ではなく、この超えている部分を損なった普通の、彼的な秀才性の行き着く優秀さなんだろうと思うが、そしてその点では彼がきわめて優れていることは疑いようもなく、その極みから得られる知見を保つためにはあのマッチョさが必要であることも認める。一方で日本のネットはもっと変態的で天才的であるということはわかる。ひろゆきは天才だと思うし彼がつくった2chも天才的だと思うし、そこで秀才が育たないといことならあたりめーだよあほかというしかない。

あと一個パロっておきたいのはモチオが優秀性の極みとしているグーグルだって彼の理解を超えたサブカル的で退廃的なギーク的偏熱狂傾向がたくさんあって、2ch的「殺伐」もある。

もちお:「リナックスのようなサーバーで空き容量を調べる方法がありますか?お手数ですがご教授いただけたらと思います。とりいそぎ」

グーグル社員:「ググれ」

この、退廃的知性への恐怖感の欠落も、逆説的だけど、彼が三〇歳前にアメリカに行ってしまったから、退廃的な知性とでもいうべき知性との出会いがすくなかったんじゃないすかね。逆にアメリカで生まれて育って大学いってっていうのでも出会ったかもしれない。アメリカ人のいいとこの大学に出ている理系の友人とか慶応であったハーバートから交換留学の男の子はグーグルジャパンに入ってるけど、(まあ出会った場所とかがフジロックだったりするので余計にかもしれんが)はとても理系的で建設的であるとともに、とてもデカダンというか危険なカルチャー野香りがした。好きな日本の作家が村上春樹じゃなくて坂口安吾みたいな。まあ安吾をデカダンとみるのも安易かもしれんが。あと春樹をポジティブスターとみるのも間違いだろうけど。外面的にはアレでしょ。

建設的でイケイケでスーツな知性と、退廃的で(こっちのが普通勉強は本当はできて知能指数高いんだけど)危険な知性との両方がいて、一回はまざるもんだと思っていた。自分の周りには両者いる。特に後者は東大とか蹴って芸術性の高い大学とか学部とか居場所に進んだり、超高度に論理的で英語も使えて三カ国語話せてやればどの仕事もあっというまにこなすのに年収三〇〇万でやばい本作ってたりする。すげえ高速に考えごとしてて一流大学でてんのにニート、とかみたいなすごみ。こいつらと出会って刺激を受ける機会が梅田モチオにはなかったんじゃないだろうか。あるいは生まれつき心の中にデカダンの入る隙間がないのだろうか(これこそ最大限に貶めた表現かもしれない。さすがにそれはないだろうとは思うんだけど。)。

ネットでベンチャーっていうとイケイケっぽくて、ネットウォッチャーっていうとぐだぐだっぽいこのギャップのあたりが面白くて、その隙間にいる人たちとか優秀である上になんかしでかしそうな危険性でわくわくさせる臭さがあるのに、モチオは鼻が由緒ただしすぎて前者しかかげてないし。でもこのわくわくさになにかが足りない(スケールを因果するなにかか)のだとしたらっていうところの分析まで話がいかないでいるな。俺はそこで革命する気でいるけど。

一方でではモチオがすごいのはなんでだろうかとは思う。そこが大事だ。上のようにかくとすげー欠落してるのに一方で大変立派な仕事もしてそうに見える。彼の全部がむかつくわけではない。嫌いなもんに対して嫌いっていえてるところは小気味いい。

インタビューで一五秒沈黙するところが最大のクライマックスであそこがすばらしい。リアルタイムでしっかりと考えて限界のところでちゃんと自分たろうとしてらっしゃるあそこは優れて知的に感じた。ああなれるかわからないなと思わせるところがある。取り締まり降りて発言して怒りを表明しているところも実践者的な風格あってイケてると思った。

あと気になるのははてなとの付き合いだ。はてな近藤社長すげえって彼がいうときの評価にははてな近藤社長のへんてこりんカオス部位を含んでいそう。はてなが残念さであるのにはてな大好きっていう矛盾をいってるところはある鋭さがその両方を自然に支持したのならとても可能性のある状態にあって、そこに行き着いたことは魅力的な謎だと思う。

ーーーーーーーー

追記

privateにしたつもりだったのに出てしまってた!もうおそいなたぶん五〇人は読んだな。せめて呼び捨てのところは全て梅田さんはとかに訂正させていただきつつちびるだのバカと直接的に書いてる値は表現が不適切だとわびたい。批判を取り下げる必要はなく感じているがそれをちゃんと推敲してやってないことは端的にわびたい。本人が読むことはないだろうだけにこれぞまさにバカな失礼さだと自己批判もしたい。ただ詳細さというか完全さはないかもしれんがおおむね第一印象で考えたことは書いてありそうなのでもうパブリック残すことにします。あと彼の知性に対して敬意と恐怖に近い知的洗練があることも表明しておきたい。僕のこういうのをメディアリテラシーが低いというんだと思う。残念な感じだ。ここは完璧にキメるのが礼儀だった。彼についていいと思うところを付記してバランスとったりさせてください。実はprivateで長文書いてるけどフォロワーと購読者さんが増えすぎたので隠してることがバレているのもかっこわるいが不適切な判断ではないのだが時々へまをやるな僕は。たぶん直接あっていうときはもっと友好的に、「そりゃあなたの知性は日本のインターネットの危険でローテンションな知性が理解できないだけで、そこには明日の太宰、明日のひろゆきも含まれているのに、それを残念なんていってると、彼らのようにあなたと違う意味であなたと同じかそれ以上に知的な人たちにバカっていわれちゃいますし、その間のところに可能性があって、日本のインターネットはそういうところがあるんです。まだ英語の話せない知性ですけど、そののびしろの分将来楽しみじゃないですか」くらいにいうんだと思うんだが。これは自己防衛だな。