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仕事に対し報酬が支払われると、仕事に対する内発的興味は、通常、低下す ることが、一連の研究によって示されています。ここでいう、内発的興味とは、 その仕事自体に行う価値があるという自覚のことです。

報酬 (それが、お金にしろ、賞にしろ、称賛にしろ、はたまた、競争に勝つ ことにしろ) が、活動に従事する理由として、とらえられるならば、その活動は、 それ自体では、余り楽しいものとはとらえられなくなるでしょう。

内発的動機づけの存在そのものを疑う一部の行動主義者を除いて、現在のと ころ、以上のような考えは、心理学者の間でひろく、受けいられている考えです。 私たちは、知らず知らずのうちに、労働者や学生、そして、芸術家たちの革新的 な考えに水をさし、その興味を押し潰しているのかもしれないのです。

報酬は反生産的な効果を持っているかも知れません。この考えは多くの研 究を基礎にしていますが、それらの研究から次のような発見がありました。例えば、 絵を描くことに対し、報酬をうけた幼児は、単に描くこと自体を楽しんでいる幼 児のようには自発的に描くことをしなくなります。言葉遊びに対し報酬を受けた 少年たちは、そのゲーム自体を余り楽しまないし、報酬を受けないでゲームを している他の少年たちと比べて、その成績も余りよくありません。経営者の期 待に沿うことで称賛される従業員は、動機づけの低下に悩んでいます。